あなたが私を好きだった頃

という本をパンダの会会長の薦めで読んだ。
感想は会長にちょっと話したのだけど、改めて。


本の内容を批判するつもりは毛頭ない。でも読んでいて終始イライラした。


仕事も順調、周りにも認められ、社会的地位もある。
そんな女性だからこそ、恋愛もかっこよくキメて欲しい(別れるにしても、だ)というのは、一読者の勝手な言い分だが、仕事に向けられる自信と行動力を、少しでも恋愛にむけていたら、結果はともかく、別の方向に進めたのではないだろうか。
一冊の本に綴れるほど愛した人ならば、なおさらだ。


本の中で、フランス人(イギリス人?)が著者にいう「日本人は相手のことを愛していても信じない」というような言葉がある。まさに著者の恋愛をあらわす言葉だ。
不安を不信感で包み込んだような恋愛をすることは、私には到底考えられない。
そんな恋愛は楽しい?
楽しいだけが恋愛じゃないのはわかってるけど、信じる以外に、人を愛する術を私は知らない。
それで裏切られたのだったら、しょうがない。
腹が立つし落ち込みもするけど、信じていた自分は間違っていない。
恋愛だけじゃない、全部、全部。


会長は「恋愛を通して何かをつかんで欲しかった」といっていた。
同感。少なくとも、私にはそれが読み取ることができなかった。


まぁ感情なんて人それぞれで、何をえらそうに言ってるんだって話だけど。
今現在の私の恋愛が上手くいっているから言えることかも知れないけど。
そんなことより、定期入れをなくしたことの方が今の私には重大問題。
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