運命

オチない上に長いです。私しか楽しくないです。(それはいつもだ)


いつもの駐車場に車を止めて、いつもの入り口から入ったところにあるバッグ屋。
その日も何気なく見たショーウィンドウに目を奪われた。手にとってみたら心まで奪われた。
でも衝動買いするにはちょっと高いし、でも欲しいし、でも昨日ファミリーセールで久々の散財しちゃったし、でもこの期を逃したらなくなっちゃうかもしれないし、でも今はちょっと厳しいし、でもこんな出会いはめったにないし、でも、でも、でも・・。
と、石のように固まった私の背後から天使の声。
「もうすぐ誕生日だね」
思わず文章化できない声で叫んだ。店員もびっくりしてた。
ぜんっぜん忘れてた自分の誕生日!


気持ちを落ち着かせようと一旦店を出たけど、
「あれがいいなら今でもいいよ」
という天使の一言で5秒後には店に戻って「これください」って言ってた。


この時期にこのバッグを作ったデザイナーにも職人にも、この日このバッグをショーウィンドウに飾った店員にも、たぶんバッグになるなんて思ってなかっただろうけど○ビにも、その○ビを生んでくれた母ヘ○にも、3月に私を生んでくれた両親にも、これを手に入れられる今の私をとりまくすべての状況と環境に感謝。感謝。ありがとう。
もちろんこの時に横にいてくれて絶妙のタイミングで声をかけてくれて快く太っ腹ぶりを発揮してくれたマイスイート天使a.k.a恋人にも大感謝。


ほんと、久しぶりに運命を感じた瞬間だった。
たかがバッグ、されどバッグ。
一生大事に使います!


以上、とても気に入ったバッグを買ってもらったお☆という自慢話でした。